ミドルハンマ工法

METHOD

ダウンザホールハンマの脅威の
振動・騒音及び粉塵を変えた掘削機

Features

1ミドルハンマとは

従来工法のダウンザホールハンマ工で施工をしていた、土留工、桟橋支持杭、鋼矢板、既製杭、場所打ち杭等の杭の先行掘削全般において、多大な振動・騒音を発生させながら硬質地盤を掘削していた。しかも、硬質地盤を多大な振動を与え圧縮空気により粉砕されたスライムを地上に撒き散らす工法であった。
しかし、ミドルハンマ工法は、会長したダウンザホールハンマ本体に特殊なファーストケーシングを取り付けるだけで、従来のダウンザホールハンマの振動・騒音を軽減させ及び、粉塵対策を可能にした工法である。

2ミドルハンマのメリット

  • 従来のダウンザホールハンマとミドルハンマ工法の交換が安易にできる
  • 振動・騒音問題等による工事周辺における住民の権利・財産を守る。
  • 機械がコンパクトな為、移動及び運搬が容易にできる。
  • 掘削機システムの重心が常に低い位置にある為、機械が安定し且つ、定規材に固定する。
  • 低振動ハンマの為、クレーン及び機械等に無理な振動が伝わらず機械への負担が最小限に抑えられる。
  • 内臓型レシーバータンクにより圧縮空気と水をミスト噴射させることにより粉塵対策が出来る。

3施工条件

作業半径及びクレーンに吊能力によりクレーンを決定する。
傾斜地・段上がり・段下がり等の現場でも定規足場により施工可能。
上部障害のある場所は、短尺ロッド継足しにより施工可能。
水上施工は定規足場の架設により施工可能。(台船施工も可能)
夜間作業・道路占有条件等の厳しい現場でも、機械の設置撤去が容易なため施工可能。

4適用範囲

掘削径:Φ300・380・450・510・550・600・650・750・850・920・1020
最大深度:30m(施工実績)
適用土質:砂質土・レキ質土・粘性土・岩塊玉石・軟岩・中硬度・硬岩
適用工種:土留杭・桟橋支持杭・場所打ち杭に伴う先行削孔・地中障害物撤去に伴う専攻削孔等・鋼矢板打設に伴う先行削孔・抑止杭・場所打杭・連続壁
適用できない範囲:既存構造物等の鉄筋など金属を含む箇所の削孔

Works

  • 工事名:松山自動車道 内子工事

  • 工事名:南工場建替及び運営事業 南工場建替工事

  • 工事名:道路整備(交付金)工事(池田R5-1工区)

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